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Green River Roastery

台湾と日本のコーヒーカルチャーの融合。
小京都を思わせるロースタリーと、ローカルのクラフトマンシップ。


台北市内の郊外に新北市という街がある。日本人の旅行客も多く集まる大都会 台北市とは異なり、大きな川と自然が生み出すローカルな街並みが特徴だ。そのシンボルとして2022年にオープンしたのが「Green River Roastery」。

バリスタ兼ロースターのBruceさんが夫婦で管理するこの店には、絶えずコーヒー愛好家が訪れる。広い店舗を見れば、思い出すのは京都だろう。

「Life style, let coffee become part of you daily life.(日々の生活にコーヒーを)」。

日本と台湾のライフスタイルのつながりをコーヒーで感じるGreen River Roastery のRruceさんにインタビューを行った。※文中敬称略


日本で感じ、台湾へ。
こよなく愛する日本のカルチャーをインスパイア。


美味しいコーヒーとは、「コーヒーの質」「サービス」「空間」のどの要素も欠くことなく一つに交わることが重要でしょう。
京都の町屋を連想させるGreen River Roasteryの扉を入っただけですでに感じる美味しいコーヒーの予感。
店内の設(しつらい)だけでなく、コーヒーマシンや焙煎機、バリスタの息遣い全てが、「美味しいコーヒー」につながっていると確信する。

「Becasue I love coffee, just want to influence people through the coffee.(コーヒーが大好きでしょうがなかったので、コーヒーを通じてお客様に影響を与えられたら幸せであると思い、Green Riverを設立しました。)」

当たり前にそう語るBruceだが、その当たり前を高い完成度で実現する姿は、クラフトマンシップそのものだ。

Bruceのコーヒーに対するインスピレーションは日本にあるという。毎年のように日本に訪れては数多くのスペシャルティコーヒーロースターを訪れ、台湾にそのインスピレーションを持ち帰る。彼が日本から受けた影響はコーヒーだけでなく、ファッションや建築、デザイン、そしてアイデンティティ。日本から影響を受けた美的センスと高いホスピタリティ、独学で培ったコーヒーの品質は台湾の地で生きている。


Best coffee shop in the Asia.
ただひたすらにクラフトマンシップを届ける。


アジアで1番のコーヒーショップを目指す彼らの信念はとてもシンプルだ。
ただひたすらにお客様へ最高の品質のコーヒーを提供し続ける。
彼の焙煎するコーヒーは、クリーンで明るく個性的なフレーバーを感じ、そして品質管理が徹底されている。

焙煎にとって最も重要なのは、一貫性。
そう語るBruceは、熱風式焙煎機と半熱風式焙煎機を使い分け味わいにバリエーションを持たせている。またGreen River Roasteryの魅力はコーヒーだけでなく、手作りのケーキにある。パティシエである妻が作るケーキやペイストリーはコーヒーとのマリアージュを行うことで、その魅力は倍増する。

コーヒーだけでお楽しみいただくのももちろん、良いケーキを買った日、ちょっと特別な日に飲んでほしい、温かなクラフトマンシップがこもるコーヒーを台湾 新北市から届ける。

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